ビザス
コンスタン ティヌス
二代目テオ ドシウス
ジュステ ィニアノス
二代目メヒメット
スルタンスレ イマン
アタチュ ルク

エルトゥールル・グナイ

トルコ共和国文化と観光大臣

*************************************************************

 

読者の皆様、「イスタンブールの七つの 丘と七人の支配者」は出版者のコルハン・イ スラムジュオグルが述べたよに、イスタンブー ルが今の姿になったことを実現させてくれた 七人の人物のことを語って、あなたを昔の物 語に、伝説に、歴史の秘密にそして街の壮大 な遺産につれていってあげる歴史の旅なの です。

そして、この本には出版者と同僚たちの 住んでいる町であるイスタンブールをテーマ にする面白い計画を実行するという特別な 目的もあります。

つまり、現在まで「芸術」か「工芸」か確 定しがたいじゅうたんは芸術品とみなされそ して独創な模様を作ってこれを上手に機織 りにすることを目的にこの計画を始めました。

この計画のきっかけになった考え方の『 七』という数の意味は、上述のように七人の 支配者の時代について雄大な歴史と読者を 昔の伝説の中へつれていってあげる話で満 ちています。

ビザス、コンスタンティヌス、テオドシウ ス、ジュスティニアヌスとテオドラ、ファティヒ スルタンメヒメッと、カヌニスルタンスレイマ ンとフッレムそしてアタチュルク。。。

そして各章の最後の部分に上述の計画 にて制限作製で、代表している時代の特徴や 象徴を映す作品やじゅうたんのデザインが含 まれています。

最後の一言として、じゅうたんとじゅうた んの芸術といえば私が持っている考えについ ても話したいと思います。

一番古い工芸のひとつであるじゅうたん の工芸は、何世紀も生きてきて能力、忍耐、独 創性そして美へのこだわりによってたくさん の芸術品を作って来たのです。

辞書の意味ではじゅうたんの芸術がプラスチックアーツ スではなくプラスチックアーツスの博物館や 展覧会で含まれていないが、じゅうたんの芸 術は人の心を動かす、美を求めるような芸術 のひとつとして世界芸術と博物館で特別な位 置を誇るものです。

しかし、何世紀も工芸や伝統的な機織り 芸術のままであってきたじゅうたんの工芸は ますます市場の要求に応えて連続生産を重 視している通商の道具となってしまいました。 この変化はもちろん、じゅうたんの工芸 が芸術的に衰えることをもたらすのです。

だ からこそ、伝統的な要素を維持し、美へのこ だわりや独創性を増し新しい芸術品を作り たいという新たなアプローチと考え方も生 まれました。

「イスタンブールの七つの丘と七人の支 配者」の本とこの計画もこのような考え方を 支えるものだと信じて、心よりご成功をお祈 りしております。

バシャラン・ウルソイ
トゥルサブ会長

七つの丘と七人の支配者、イスタンブール

人類の歴史と同じくらい古い歴史のある じゅうたんの芸術は、私たちの生活において 経済的に社会的にそして文化的にとても大 切なものです。人々が自然界から自分を守り そして逆に自然を自分に適応させるという戦 いから生まれた最初の産物のひとつであるじ ゅうたんは、人々が好きな模様や色を用いる ことによって独創性を増し芸術分野のひとつ になりました。

トルコでも、トルコよりさらに東の国々で も家のもっとも大切な装飾品はじゅうたんと キリムです。羊毛を刈ることから糸をつむぐこ と、染料を入手することや機織りの際のじゅ うたんの結び目の数の多さからもわかるよう に、じゅうたんは本当に忍耐と手間ひまをか けて生まれるものなのです。アナトリア地方 の文化では娘入り道具として嫁ぎ先の家に 持っていったじゅうたんが彼女たちの魂を映 す鏡だとみなされることも、このじゅうたんの 芸術が社会的に大切であることを示している と思います。

トルコ人の伝統的な芸術であるじゅうた んは、私たちの芸術の歴史の上でも最重要な 位置づけをされています。トルコのじゅうたん 芸術はトルコの歴史の流れの中で形づくられ ました。トルコじゅうたんが常に生長し続ける ことができたのは、トルコじゅうたんの技術的 な特徴があってこそのことです。世界の織物 の歴史のなかで、約3000年間基本構造は 変わらずに現在に至るまで大切にされてい る唯一の製品は手織りのじゅうたんです。じ ゅうたんは貴重な芸術作品として宮殿や神 殿とお城を飾り、画家の絵のテーマになって 来ました。

「七つの丘と七人の支配者:イスタンブー ル」という本はトルコの文化歴史にとってとて も特別な作品になると思っています。イスタン ブールが設立されてからトルコ共和国の時代 までの間イスタンブールに貢献した七人の支 配者をそれぞれの時代の芸術様式の中で評 価し、また時代に応じて異なったデサインを 見ていくことで、歴史が再現されることでしょ う。じゅうたんが芸術作品のひとつだというこ とを強調するこの本では、装飾芸術家から機 織り職人まで皆の努力の成すところが大きい のです。

このような努力で、大切さを決して失う ことなく何百年も続いてきたこの文化にまた 違った見方をもたらしそしてこの文化の存続 のすために尽力された方々に感謝すると共に、 この作品にご協力していだたいた全ての皆様 にお礼を申し上げます。

エルトゥールル・グナイ
トルコ共和国文化と観光大臣

*************************************************************

バシャラン・ウルソイ

トゥルサブ会長